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そして、「理系」が世界を支配する

2013年10月13日 0時55分52秒

こんにちは。プリーストです。


この記事のタイトルは僕の好きな雑誌の今月号のタイトルです。

[世界を震撼させた「新時代の予言者」ネイト・シルバーとは何者か?(クーリエ・ジャポン2013/11月号) – 記事の立読み – 雑誌ネット]


今学ぶべきは、「英語」でも「世界経済」でもなく「数学」なのかもしれない。


この記事を読んでそう思いました。


これからビジネスプレーヤー達は「数学」を武器にマスを支配しようと試みるか、「共有」を手にニッチで繋がろうとするか何れかの選択を迫られるのかもしれません。
ITが徐々にその表現方法を見つけ出し始めていると感じました。


ITは、ほんの少し前に登場してから単純な四則演算を代替することから始まり、会計計算を自動化し、企業のあらゆるデータを整理し尽くし業務フローを効率化してきました。

そしてITは人の生活に入り込み、分からない言葉の意味を教え、何をいつどこで買えばいいかを教え、親しい誰かとの会話や商売を仮想化してきました。

ITは人と人との繋がりまでをも仮想化する一方で「数学」と手を組み金融市場を支配しその効率性を極限まで高めました。
今では経済に対して何らかの影響がある出来事が起こると瞬時に金融市場が反応し、すぐにマネー経済が均衡状態へ遷移してしまいます。
人々の動向や各国の勢力図の僅かな変化に、瞬時に世界経済が追随してしまう世の中になってしまいました。

人々の不安定な感情や欲望と思惑がマネー経済と高度に同調し増幅され、それはより一層人々の感情や欲望、そして実態経済と実際の生活を不安定なものにしてきました。
良い意味でも悪い意味でもITによって世界はより人間的に変化してきたのだと思います。

無機質に捉えられがちなコンピューティング技術がこれほど人間的な結果を生むというのも皮肉です。
「数学」も感情の入る余地がなく無機質な学問として目に映りますが、それがITと融合した結果、将来を予測または予測できるかのように見せかけることに成功し、より人間的な結果を生み出したのです。


そのITと「数学」のコンビネーションが実態経済に直接関わろうとしています。
この記事のように挙結果を予測し、人々が欲しいと感じる商品を目の前に映し出し、その人の才能や将来、寿命をも予測し始めるかもしれません。

しかしシルバーは、

「でも、一部で言われているほどのパラダイムシフトが起きるとは思いません」
「データと予測にはそれらを生み出す人間と同程度の精度しか期待できない」

と言います。

現在の世界の不安定さの一因がITと「数学」が将来を予測できると人々に信じこませている事にあるとしたら、ビッグデータと確率統計に代表されるITと「数学」の有用性とその限界を学び議論する必要があるのではないでしょうか。

シルバーはそれを願っていると言っています。

シルバーはこんな風にも言っています。
データと予測にはそれらを生み出す人間と同程度の精度しか期待できない」


人間には限界があって完全ではないからこそ価値があると思っています。
最後の彼の言葉はこの記事の中で一番僕が共感した言葉です。

「理想郷というのは、本当にクソつまらない。個性がありませんから」



米大統領選で50州、すべての選挙結果を当て有名人になった彼は他の有名人と同様に本を出すようです。読んでみようかなと思います。

[Amazon.co.jp: シグナルとノイズ: ネイト・シルバー, 川添節子: 本]



それでは、また♪



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