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現行システムの設計意図を復元できる??

2014年01月25日 10時40分38秒

こんにちは。プリーストです。

 

NTTデータ、現行ITシステムの設計図を自動復元する技術開発へ:日刊工業新聞

 

これができたらすごい。設計、アーキテクチャ、何より意図を可視化しようとしてる。ほとんど夢物語だけど、だからこそやる価値はあると思います。
でも、現時点では属人性を排除しようとする方向性には疑問があります。
それは今までずっと成功してないし、今までと同じようにソフトウェア開発を無理矢理誰でもできる仕事にして品質を下げる結果になるんじゃないかなと思います。

現在の一般的なソフトウェア開発技術で、最も抽象度が高くてもJava、C#、Ruby等の高級言語と各種フレームワークやライブラリの組み合わせまでです。
業務の機能要件、非機能要件、更にはビジネス要求まではまだまだギャップが大きくて、その間には膨大な人間の判断や選択、非論理的な都合が入り込みます。
僕は現時点のシステムから要件を復元出来るようになるより、フレームワークの高度化やDSLを用いた自動生成、設計情報を記述できる何らかの言語やBRMS(ビジネスルール管理システム)の発達で開発側の抽象度が上がる方が早い気がします。

開発技術が高度化するということは、今より更に選択肢が増え、人の手による、判断、選択が必要となるということだと思っています。
開発技術が高度化し抽象度が上がれば、COBOLやC言語等を用いた構造化手法からオブジェクト指向言語・フレームワークでの開発へと変化した時のように開発時の選択の幅が爆発的に増え、判断が難しくなります。
オブジェクト指向言語とフレームワークが登場した時に、人の手による判断と選択が必要という点を無視して、属人性を排除し、誰でもできる仕事という建前を崩さなかった結果が現在のSIが抱える問題と大量の変更できないソフトウェア資産に繋がってる気がします。

ソフトウェア開発を抽象化したり自動化するということは、それらの技術が何らかのルールやアルゴリズムを内包するということであり、そのルールや特性により必ず用途や適用範囲は狭くなります。
ソフトウェアの価値は様々な人達の様々で細かい要求に応えることができ後から変更できる点にあってなおかつ技術が高度化に伴って狭い範囲をカバーする技術が多数発生するのならば、今後も知識を持った人による判断、選択の場面は必要になってくると思います。
ソフトウェアは用途が限定されていて考慮すべき範囲や部品、オプションが決まっているテレビや自動車とは違うのですから。
自動化できる可能性があるとすればAIによる判断、選択ですが、AIが一体どこまでできるかというのは興味があります。
AIは近い将来ソフトウェア開発に限らず、あらゆる職種の人達の強力なライバルになると思いますので。

この記事の内容とは別に、ソフトウェアの設計情報、品質情報の可視化はどうやれるかということには興味があります。
現在はソフトウェアの中身が見えないから、一体どういう設計が品質や保守性、変更容易性を高めるのか、経営者や発注者等の技術に詳しくない人が直観的に判断することも彼らにアピールすることもとても難しいんだと思います。
経営者や発注者が直感的にソフトウェアの内部構造とその品質、効果が分かるようになれば、そこから組織としての品質や良い設計に対するモチベーションが生まれるんじゃないかなと思っています。

良いクルマは直感的に理解できても、良いソフトウェアは直感的に理解できないところに今の問題の根っこがある気がします。
技術屋さんなのに、目の前のコストと納期と分かり易い機能以外は直感的にしか理解しようとしない人達もいるのでそこは問題だとは思うんですけど、そうも言ってられないので有効な説明の方法を考えないといけないんだと思います。

経営者や発注者がソフトウェアの価値を直接判断できない状況が続くと、エンジニアの価格が下げどまって、保守コストと変更コスト、変更のスピードがビジネス追いつかなくなった時に、初めてさぁどーするとなってしまいます。
現行システムの保守・変更コスト、スピードがシステム刷新のコストを上回るのは割と近い気がするのでその時にどれだけ最適なソリューションを提示できるかが勝負なのかなとも思います。

今の労働集約的なやり方で作られた、膨大な広域変数とサブルーチンが絡み合い、変更の見積りをすることすら難しいアーキテクチャを、現存の技術者、業務、仕組みにマッチする形で新しく整理していくか。
難しいですね。。

なんとなく候補はあるので腰を据えて勉強してみようかなーと思っています。

 

 

それではまた♪


.NET, C, COBOL, Java, Rails, 社員:プリースト , , ,

こんな言語をやったことがあります 第2回(C言語)

2011年06月14日 15時43分24秒

タイトルでどのような内容を書くかもうバレバレですね。

どうも、見習いAです。


わたしの経験したことのある言語の中から、今回はC言語について書いてみたいと思います。


「C」という言葉は聞いたことあるでしょうか?

ローマ字1字なのでたいていの方は聞いたことありますよね?

プログラムで「C」というと、C言語の事を表します。


前回お話した、VB.NETは基本的にウィンドウズでしか動かない言語でしたが、

C言語はコンピュータなら、

コンパイラというソフトが対応していればどんなコンピュータでも動かすことが出来ます。

1970年代に開発された言語なので歴史がすごくあります。

最近ではパソコン関係のソフト開発は、JAVA, VB.NET, C#あたり、

WEB関係の開発ではPHP, Perl等が主流となっていますので、

その分野で使われることは少なくなっていますが、

今でも組込み系(カーナビ、家電製品など)の開発では現役の言語です。


特徴は、前述したコンパイラを使う言語であることです。

コンピュータは基本的に言葉を理解できません。

理解できるのはマシン語と言われる0と1の数列のみです。

この数列のパターンを文字に置き換えたものがアセンブラと呼ばれます。

C言語は文章と数式で書いたプログラムを、

コンパイラを使うことによって、アセンブラに置き換えて実行する言語です。


そして現在でも使われている理由とも言えるのが、

低レベルな記述のできる言語であるということです。

低レベルというと、一般的には程度が低いという意味で取られてしまうかもしれませんが、

コンピュータの世界では低レベルというとハードウェアに近いという意味で使われることもあります。

ハードウェアに近い部分をプログラムするときには、C言語は今でも通用する言語であると言えます。

組み込みなどではハードウェアを制御しなくてはならないため、これは大きなメリットとなります。


ただ、一般的には最近使われている言語よりも習得が難しいと思います。

理由は先程の、低レベルな記述ができるという点です。

C言語では、メモリの制御なども基本的にプログラムで書かねばなりません。

最近の言語ですと、使わなくなったメモリを解放する、

ガベージコレクションという機能があるのですが、C言語にはありません。

またWEB系などで頻繁に使う文字を扱うのも難しくなっています。

そしてメモリの制御や文字を扱う部分に関係してくる、

ポインタという概念が普通の人には理解が難しいでしょう。

ポインタとはC言語で使われる変数のうち、メモリのアドレスを格納する変数をさします。

メモリのアドレスを直接指定できることが、C言語の柔軟性を高くし、そして参入を難しくしています。

こればっかりは言葉で説明するのが難しく、

実際にプログラムを書きまくることでしか理解出来ない概念だと思います。


C言語は古く不便な点もたくさんある言語ですが、

コンピュータの基本的な仕組みを理解する上で覚えておいて損のない言語です。

もしあなたがコンピュータにもっと精通したいと考えるとしたら、

一度参考書を手にとって、簡単なプログラムを書いてみるといいかもしれません。


それではまた。



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